SST(ソーシャルスキルトレーニング)

SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは

“Social Skills Training”の略で、「社会生活技能訓練」や「生活技能訓練」などと呼ばれています。SSTは認知行動療法の1つに位置づけられる新しい支援方法で、対人関係を中心とする社会生活技能のほか、服薬自己管理・症状自己管理などの疾病の自己管理技能に関わる日常生活技能を高め自立を支援するために、この方法が広く活用されています。当院では看護師・精神保健福祉士・臨床心理士など他職種が共同し、患者様一人一人にあった訓練を実施しています。

SSTの内容

理解度に基づき4グループに分かれ各10名前後のメンバーにて実施をしています。年間の個人目標設定・疾病理解・服薬理解・金銭管理・スケジュール管理・整理整頓・食事管理など生活に必要な知識・技能を高め自立を支援します。また、年2回春と秋に社会見学も実施しています。(お花見・うどんツアー・キャンプ場・電車での移動など)

実施曜日 日曜日
利用時間 9:30~15:30 1回1時間程度

秋・春の年2回実施している社会見学の紹介

2014年秋社会見学

利用までの流れ

訓練の参加には医師の処方が必要となります。まずは主治医へご相談ください。担当者と面談の上、個別目標・プログラムを一緒に考えます。